緩和治療は、癌の治療にとって重要な選択肢の一つです。
ー猫の癌と向き合う緩和治療ー
ぶんペットクリニックは、腫瘍科診療に力を入れております。腫瘍の治療には、さまざまな選択肢がありますが、その中の一つに緩和治療があります。緩和治療とは、さまざまな理由で"根治"が難しい癌と、うまく付き合っていくための治療を指します。治らないと診断を受けた後、それならばいっそのこと、負担の大きい治療を避け、ストレスのかからない、負担の少ない治療を選択してあげたい。少しでも、痛みや苦痛を和らげてあげたい。そして、本来の"その子らしさ"を保ってあげながら、残された余命を少しでも安らかに過ごしてもらいたい・・・。そんなご家族の願いに寄り添い、治療をしてよかったと思ってもらえるように。
ぶんペットクリニックが全力でサポートさせていただきます。お気軽にご相談ください。
猫の癌の緩和治療なら|ぶんペットクリニック
What is
緩和治療とは?
緩和治療は、病気の進行による痛みや不快感を軽減するための治療方法です。猫の場合、慢性的な疾患やねんれによる身体的な変化に伴って、痛みや不快感を感じることがあります。緩和治療は、これらの症状をうまくコントロールし、猫の生活の質(QOL=Quality of life:クオリティ オブ ライフ)を向上させることができます。
Purpose
緩和治療の目的
緩和治療の目的は。痛みや不快感の軽減、精神的なストレスの軽減、そして猫が快適に過ごせるようにすることです。病気の根本的な原因を治療するのではなく、症状を和らげることに重点を置きます。
Kinds
緩和治療の種類
緩和治療には、薬剤療法、食事管理、環境整備、マッサージなどがあります。獣医師と相談の上、猫にとって必要な治療方法を選択していきます。緩和治療の種類や薬の選択、容量等は、猫ちゃん個々の状態に応じて調整されます。
Efficacy
緩和治療の効果
緩和治療によって、猫の痛みや不快感が軽減され、猫がより快適に過ごせるようになることがあります。また、環境の整備などによって、猫のストレスや不安も軽減されることがあります。緩和治療は、猫ちゃんとの関係を強化し、病気と寄り添うことで、変わらぬ信頼関係を保っていくことに役立ちます。
Treatment at our hospital
当院の緩和治療について
当院では。猫の痛みや不快感を最小限に抑えるため、緩和治療を積極的に導入しています。獣医師とスタッフが愛猫の状況を詳しく評価し、最善な治療方法を提供します。また、治療の状況について飼い主様にご報告し、飼い主様の意見も取り入れながら、治療を進めていきます。
Flow
緩和治療を受ける場合の診察の進め方
初診の場合
緩和治療を受ける猫ちゃんが初めて来院される場合は、まず病歴を詳しくお聞きします。症状の始まりや、進行状況、現在の症状や治療の状況などをお聞きし、猫の状態を評価します。
診断の確認
診断の確認
猫が既に病気の診断を受けている場合は、診断の確認を行います。病気の進行状況や合併症などの有無を確認し、猫ちゃんの現在の状態を把握します。
緩和治療の提案
緩和治療の提案
猫の状況に応じて、獣医師が、緩和治療についてご提案をします。また、その他の治療の選択肢についても合わせてご説明をします。緩和治療の種類や投与方法、治療期間などについて詳しく説明し、納得した上で治療を開始します。
定期的なフォローアップ
定期的なフォローアップ
緩和治療は、猫の状況に合わせて、治療計画を調整する必要があります。獣医師と飼い主が連携して、定期的なフォローアップを行い、猫の健康状態を確認します。また、症状の変化や副作用などがあれば、すぐに治療方法を見直しご相談させていただきます。
最期までのサポート
最期までのサポート
緩和治療を受ける猫が最期を迎える場合には、最期までのサポートもいたします。獣医師やスタッフが、猫と飼い主に寄り添い、猫が安心して最期を迎えられるように配慮します。
Coping with stress 通院に伴うストレスに配慮しています
待ち時間の短縮
当院では、待ち時間を減らすために、予約優先制を導入しています。待ち時間が長いと、猫にとって大きなストレスとなってしまうことがあります。
予約制を取り入れることで、少しでも待ち時間を減らす工夫をしています。
施設の環境づくり
待合室、診察室などの環境づくりに配慮しています。待合室は、猫ちゃん専用の待合室を用意し、待っているところの台を高くしたり、目隠し用のブランケットを用意するなど、落ち着ける環境づくりに取り組んでいます。
ストレスの軽減
診察や治療の際には、できるだけ猫がストレスを感じないように配慮しています。獣医師やスタッフが猫と接する際は、ゆっくりと話しかけたり、タオルを使ってハンドリングをするなど、猫の態度や反応を見ながら診察を進めています。
相談のみの診察も導入
猫の性格や病状によっては、来院が難しいこともあります。その場合は、まず飼い主様の話のみお伺いし、その後必要に応じて猫ちゃん本人に来院いただくような配慮もしています。状況によっては情報が限られることから、診察が難しいこともあります。もし、初めての方で、ご相談のみの場合は、一度お電話でご相談ください。
キャットフレンドリークリニック
当院の、猫に優しい取り組みが評価され、キャットフレンドリークリニックの認定をいただきました。キャットフレンドリークリニック(Cat Friendly Clinic:CFC)とは、国際的な水準に即した、猫によってやさしい動物病院としての道標となるような基準を定めたプログラムです。
当院では、猫が安心できる診察環境やスタッフの教育を含め、さまざまな猫に配慮した取り組みを実施するとともに、猫と飼い主への健康管理のアドバイスや猫がストレスを感じないような生活環境への提案などをおこなっています。
CHECK!
猫の癌でお困りの方は、お気軽にご相談を
一人で悩む前に、一度、ぶんペットクリニックで相談してみませんか?
-
POINT01
分かりやすく、丁寧な説明
緩和治療について、どのような選択肢があるのか、それぞれの選択肢にはどのようなメリットやデメリットがあるのかなど、分かりやすく、丁寧に説明するよう心がけています。
また、緩和治療以外の選択肢についても、しっかり説明させていただき、納得して治療に取り組めるようにお手伝いさせていただきます。
-
POINT02
一人一人に合った治療を提案
その子その子で、過ごす環境や置かれている状況が違えば、自ずと治療法は変わってきます。猫ちゃんによっては、通院自体が難しい子もいるかもしれません。
ぶんペットクリニックでは、一人一人に向き合い、治療を提案しています。"その子に合った治療"を一緒に考えていきましょう。
-
POINT03
"その子らしさ"を見つめ直し、今、できることを考える
緩和治療の本質は、"その子らしさ"を保ってあげることにあります。中には、できることが限られているような、厳しい状況の子もいるかもしれません。それでも、"その子らしさ"を見つめ直して、我が子が好きなことはなんだったか?思い返してみましょう。とるべき方針が見つかるはずです。ぶんペットクリニックでは、病気と向き合っていくための、お手伝いをさせていただきます。
お気軽にお電話でご連絡ください
16:00~19:30
※電話対応は8:00~20:00まで可
Access
ぶんペットクリニック
住所 | 〒444-0201 愛知県岡崎市上和田町森崎45 Google MAPで確認する |
---|---|
電話番号 |
0564-84-5070 |
FAX番号 | 0564-84-5071 |
営業時間 | 9:00~11:30 16:00~19:30 ※お電話は8:00~20:00まで対応させていただいております。 |
定休日 | 木,祝 |
ご予約はこちら |
https://step.petlife.asia/petreserve/subjectlist/index/cid/m7763576?SITE_CODE=hp |
症例紹介
猫の扁平上皮癌
モーズペーストによる緩和治療
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